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工場・倉庫での業務用エアコンの選び方

2025/04/21

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工場・倉庫での業務用エアコンの選び方

工場や倉庫は、一般的なオフィスや店舗とは全く違う空調の特殊エリアです。
とにかく「暑い」「広い」「空気がこもる」「換気が難しい」「粉塵が出る」…等
そのうえで、作業員の安全・快適性、製品保護、機器の正常稼働を支える必要があります。

そのような環境には、最適な業務用エアコンの選定が不可欠です。
本記事では、工場や倉庫に最適な業務用エアコン選定のポイントやコツをお伝えします。

なぜ工場・倉庫に業務用エアコンが必要なのか?

工場・倉庫の空調は安全・生産性・品質に関わる重要なインフラです。
特に近年では気温の上昇により、夏場の空調は命を守るためにも不可欠な存在となりました。
以下のポイントは特に工場や倉庫で重要です。

  • 熱中症のリスクを防ぐ
  • 作業効率を上げる(暑さで集中力低下を防止)
  • 製品・材料の品質保持(温度管理)
  • 機械の誤作動・劣化防止(高温下での電子機器保護)
  • 作業員の定着率改善(職場環境の向上)

 
 

工場・倉庫ならではの空調課題

広大なスペースの工場や倉庫で起こりうる問題点などについて解説します。

  • 天井が高すぎる
  • 冷気が床に届かず、空調が効かないため、室温があがります。
    あまりにも天井が高い際は床置形で直接届く範囲で空調を行うこともよく見られます。

  • 出入口の開閉が多い
  • 冷気が逃げ、温度が安定しなくなります。
    出入口を常時開けっ放しの現場ではダクト形でピンポイントの空調をする現場もあります。

  • 広すぎて空気が循環しない
  • エリアによってムラが出てしまいます。
    同時運転型等運転タイプを考慮する必要があります。

  • 粉塵・油煙が出る
  • 吸気口やフィルターが詰まりやすく、故障の原因になります。
    現場によっては厨房用エアコンを設置している現場もあります。

  • 高温機器がある
  • 発熱機器の近くの温度が上がるため、能力を大きくする必要がある。

こうした課題をしっかりと把握したうえで、場所・用途に応じた空調設置が必要です。
 
工場内生産エリア
 
 

工場・倉庫用エアコンの選定ポイント


 
 

必要な馬力(能力)を計算する

まず大切なのは、面積と天井の高さをきちんと把握することです。
特に天井が高い場合は、空気のボリュームも増えるため、通常よりも高い能力(馬力)が必要になります。
天井高が2.5mと3mでは必要な能力が変わってくるため、安易な「畳数、平米数目安」だけで選ぶのは危険です。
また、熱源がある場合(機械・照明・人など)、熱負荷を加味して能力を上げて設置することが重要です。
そして面積に応じて室内機の台数も重要になりますので、運転タイプも考える必要があります。


 
 
工場内熱源機器
 
 

形状を決める

設置環境に応じた形状を決めます。広さによって、形状を変えると良いでしょう。
バランスよく、空調ムラも抑えて冷暖房を行う場合は天井カセット形4方向や天井吊形が人気です。
天井が高い場合や面積がとても大きい場合等は、天井カセット形や天井吊形ではなく、大型の床置形を設置している現場もあります。
 
厨房用天吊形が設置されている工場
 
 

粉塵・油煙・湿気が発生する際は注意が必要です

粉塵・油煙が多い環境では、フィルターがすぐ詰まって冷えなくなる問題が発生します。
こまめなフィルター掃除をすることによってエアコンを長持ちさせることが出来ます。
天井が高い場合は天井カセット形4方向の自動昇降パネルなどを導入し、メンテナンス性を向上させることも重要です。
現場によっては油煙に耐性のある厨房用天吊形を設置している現場もあります。


 
 

電気代に直結する!省エネ性能も要チェック

工場・倉庫の空調は、1日10時間以上で広範囲稼働を行う現場もあります。
そのため、省エネの最新機器を導入することで電気代の削減をすることも重要となります。
最近の業務用エアコンはインバーター技術の進化によって、従来のものよりも圧倒的に高効率となっています。
10年前の機種と比べると、年間の電気代が数万円単位で違ってくることも珍しくありません。


 
 

具体的な導入ステップ

エアコンネクストでは、理・美容室向けの導入もスムーズに進められるよう、以下のような流れで対応しています。

  1. 無料の現地調査または写真でのヒアリング


  2.  

  3. お客様に最適な機種・台数のご提案とお見積り

  4.  

  5. ご注文・施工スケジュールの調整
  6. ご注文希望時はクラウドサインを使用します。注文書の締結後、ご決済、工事日を調整します。
     

  7. 当日の施工・試運転
  8. 業務用エアコン設置工事の流れはこちらをご確認ください。
     

  9. アフターサポート・保証対応
  10. アフターサポートの内容はこちらをご確認ください。

 
具体的な導入ステップのフロー
 
 

よくある失敗例とその対策

「天井が高くて空調ムラが発生した」
「自動昇降パネルを設置していないのでメンテナンスが大変」
「大型の床置形を設置したが人に当たらずあまり冷えない」など、
工場や倉庫の失敗談を聞くことがあります。

プロによる現地調査・最適な機種選定・工事までをトータルで行える業者に依頼することで、こうしたトラブルを未然に防ぐことができます。
業務用エアコンはプロの選定が安心です!
業務用エアコンの選定は、一見シンプルに思えて、実は非常に多くの要素を考慮する必要があります。
広さ・天井高・人数・熱源・油煙や粉塵・設置場所…それらすべてを適切に見極めてこそ、快適かつ経済的な空調が実現できます。
 
 

工場・倉庫の空調についてのご相談はエアコンネクストへ!

工場や倉庫における空調選びは、単に「冷えるかどうか」ではありません。
人・機械・製品を守り、職場環境を改善し、生産性と安全性の両方を高める戦略的設備投資です。
過酷な環境だからこそ、プロの視点と最適機種で快適な環境をつくることが重要です。

エアコンネクストでは、専門スタッフが丁寧にヒアリングし、設置環境にピッタリな機種・施工方法をご提案します!
もちろん、お見積り・ご相談は完全無料です!
ぜひ、お気軽にご連絡ください!
 

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この記事を書いた人

エアコンネクスト コラム担当

エアコンネクスト コラム担当

空調業界経験15年、これまで6,500件以上の空調機販売と設置工事のご依頼をいただきました。 管工事施工管理技士・電気工事施工管理技士・電気工事士などの資格も取得しています。 ご自宅から小~中規模ビル、工場や大型施設など、どのような設置環境でもお任せください。 お客様のご要望をしっかりとお伺いして、最適な空調と快適な空間をご提案します。

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