エアコン2027年問題とは?業務用エアコンへの影響と買い替え判断を解説
近年、「エアコン2027年問題」という言葉を目にする機会が増えています。 エアコンの価格が上がるのではないか、安い機種が買えなくなるのではないか、今使っているエアコンが使えなくなるのではないか、と不安に感じている方もいら […]
2024/12/11
業務用エアコンを選ぶとき、最初にメーカーや価格、馬力だけを見て商品を探し始める方も多いのではないでしょうか。
しかし、業務用エアコンは、本体だけを比較して決めることが難しい設備です。
同じ広さの部屋であっても、一般的なオフィスと飲食店では、室内で発生する熱や必要な換気量が異なります。
同じ馬力のエアコンであっても、室内機の形状や台数によって風の届き方が変わります。
また、希望する機種が設置場所に収まらない、室外機を搬入できない、建物の電源に対応していないといった理由で、商品を選び直さなければならないこともあります。
そのため、業務用エアコンは
という順番で考えることが重要です。
この記事では、業務用エアコンの選び方を、実際の機種選定に近い順番で解説します。
これから新しく店舗や事務所へ設置する方はもちろん、現在使用している業務用エアコンの入れ替えを検討している方も、確認すべきポイントの整理にお役立てください。
INDEX
業務用エアコンを選ぶ際は、馬力・形状・メーカーをそれぞれ別々に考えるのではなく、次の3つの条件を順番に整理します。
| 条件 | 確認する内容 | 主に決まること |
|---|---|---|
| 空調条件 | 広さ・業種・人数・発熱・換気・営業時間・天井高など | 必要な馬力・冷暖房能力 |
| 設置条件 | 天井・壁・床・室外機置場・配管・排水・電源・搬入経路など | 設置できる形状・機種・工事方法 |
| 運用条件 | 空調する範囲・個別運転・運転時間・清掃・管理方法・予算など | 室内機の台数・運転タイプ・メーカー・シリーズ |
例えば、希望するデザインやメーカーが決まっていても、必要な能力がラインアップされていなければ、その機種は選べません。
また、必要能力を満たしていても、天井内に室内機が収まらない、室外機の設置スペースが不足している、必要な電源を確保できない場合は、別の形状や機種を検討する必要があります。
商品を先に決めてから設置方法を考えるのではなく、空調条件と設置条件から候補を絞り、その中でメーカー・機能・価格を比較することが、失敗を防ぐ基本的な順番です。
業務用エアコンの選定は、次の流れで進めます。

同じ業務用エアコンの設置でも、新しく設備を設ける「新設工事」と、現在の機器を交換する「入れ替え工事」では、選び方が異なります。
| 比較項目 | 新設 | 入れ替え |
|---|---|---|
| 機種選定 | 使用環境から必要能力・形状を一から選定 | 既存機器を参考にしながら現在の使用環境を再確認 |
| 室内機 | 天井・壁・床などに新しく設置場所を設ける | 既存の開口や吊り位置、寸法差を確認する |
| 室外機 | 設置場所・基礎・搬入経路を新しく検討 | 既存場所へ新しい室外機が収まるか確認 |
| 配管・排水 | 冷媒配管・ドレン配管の経路を新設 | 既存配管を再利用できるか確認 |
| 電源 | 必要な電源・専用回路や電気工事を確認 | 既存電源が更新機種に適合するか確認 |
| 費用 | 配管・電源・開口などの新設工事が発生 | 撤去処分・寸法調整・配管再利用の可否で変わる |
新設工事では、現在の機器や配管を基準にできないため、必要能力から工事方法まで一から決めます。
室内機を設置できる場所だけでなく、次の条件も確認しなければなりません。
内装工事と同時に業務用エアコンを設置する場合は、天井や壁が完成してから考えるのではなく、設計・内装工事の段階で空調設備の位置や配管経路を調整することが重要です。
室内機の位置だけを先に決めると、後から梁や照明と干渉したり、ドレン配管の勾配を確保できなかったりする可能性があります。
入れ替え工事では、現在使用している室内機・室外機の型番や運転状況を確認することで、能力、形状、電源、接続台数などを調べられます。
ただし、旧機器設置後に現場環境の変化があった場合は現在と同じ馬力・同じ形状を選べばよいとは限りません。
例えば
などの変化がある場合は、現在の能力が使用環境に合っているかを改めて確認する必要があります。
反対に、以前より利用人数や発熱量が減っている場合や冷えすぎていたといったときは現在と同じ能力が必ずしも必要とは限りません。
既存機器の型番は、あくまで選定の出発点として使用し、現在の空調負荷と照らし合わせて判断しましょう。
業務用エアコンは、同じ馬力・同じ形状でも、メーカー、シリーズ、製造時期によって室内機や室外機の寸法が異なります。
例えば天井カセット形では、本体の高さや横幅、化粧パネルの大きさ、天井開口寸法などを確認する必要があります。
既存機器より新しい室内機が小さい場合は、天井に隙間が生じることがあります。反対に、新しい室内機が大きい場合は、天井開口の拡張、吊り位置の変更、天井補修などが必要になる可能性があります。
室外機についても、既存機器より高さ・幅・奥行き・重量が大きくなれば、現在の架台や設置場所をそのまま使用できない場合があります。
「同じ3馬力だからそのまま交換できる」と判断せず、室内機・室外機・パネル・配管接続位置まで確認することが大切です。

必要な馬力や機能を決める前に、まず「どのような場所で、いつ、どのように使用するのか」を整理します。
単に「50㎡の店舗」「30坪の事務所」と伝えるだけでは、必要な能力を正確に判断できない場合があります。
同じ面積でも、室内で発生する熱、利用人数、換気量、出入口の開閉、天井高などが異なるためです。
確認したいのは、主に次の5点です。
業種ごとの主な確認事項の例は、次のとおりです。
| 設置場所・業種 | 主な確認事項 | 選定時の注意点 |
|---|---|---|
| オフィス・事務所 | 在室人数、パソコン、照明、窓、会議室、間仕切り | 直風、温度むら、室内機の運転音、レイアウト変更 |
| 飲食店 | 客席数、厨房、調理機器、換気扇、出入口の開閉 | 客席と厨房を同じ条件で選定しない |
| 物販店舗 | 来店人数、入口、ショーウインドー、照明、商品棚 | 風が什器で遮られない位置・形状を選ぶ |
| 理・美容室 | ドライヤー、給湯、照明、利用人数、換気 | 発熱・におい・薬剤、鏡や内装との位置関係を確認 |
| 学校・塾 | 生徒数、使用時間、窓、換気、教室の形 | 教室全体へ風を届け、直風を避ける |
| 病院・福祉施設 | 利用者、運転時間、衛生面、静音性、部屋ごとの用途 | 温度管理、清掃性、個別運転の必要性を確認 |
| 工場・倉庫 | 機械発熱、天井高、粉じん、油煙、外気、稼働時間 | 空間全体を空調するか、作業場所だけを空調するか決める |
業務用エアコンの能力を考える際は、普段の平均的な状態だけでなく、空調負荷が大きくなる時間帯や状況を確認します。
例えば、飲食店で開店前の無人状態だけを基準にすると、満席時や厨房機器をすべて使用したときに能力が不足する可能性があります。
西日が強く当たる店舗では、午前中よりも午後の負荷が大きくなります。オフィスでも、在室人数が多い時間帯やパソコンなどの機器が稼働している時間帯を考慮する必要があります。
一方で、短時間しか発生しない一時的な負荷だけを基準に、必要以上に大きな機種を選ぶことも適切とは限りません。
通常の使用状態と、最も負荷が大きくなる状態の両方を確認し、実際の運用に適した能力を検討します。
一般的な店舗・オフィスなどと異なる環境では、通常仕様のエアコンだけでなく、専用機種や追加対策が必要になることがあります。
特殊な環境では、単に馬力を大きくするだけでは解決できません。
耐油性、耐塩害性、低外気温時の運転範囲、フィルターや熱交換器の清掃性、バックアップ方法などを含めて検討する必要があります。
設置場所と使用環境を整理したら、必要な馬力・冷暖房能力を検討します。
業務用エアコンでは、「P80形」「3馬力」などの表記が使用されます。
馬力が大きいほど冷暖房能力も大きくなりますが、広さだけを見て決めることはできません。
必要能力に影響する主な条件は、次のとおりです。
エアコンネクストでは、馬力ごとの適用面積を目安として掲載していますが、面積表はあくまで機種を絞るための出発点です。
同じ50㎡でも、一般事務所と飲食店、工場では必要な能力が異なります。
| 選定状態 | 起こりやすい問題 |
|---|---|
| 能力不足 | 設定温度に到達しにくい、常に高負荷運転になる、暑さ・寒さが解消されない |
| 能力過剰 | 本体価格・電源設備・工事費が過剰になる、設置スペースや契約電力への負担が増える |
「冷えないと困るから、できるだけ大きい馬力にする」という考え方も、必ずしも正解ではありません。
必要以上に大きな機種を選ぶと、初期費用が高くなるだけでなく、室外機が大型化したり、三相電源や電源容量の変更が必要になったりすることがあります。
不足も過剰も避け、実際の使用条件に近い能力を選定することが重要です。
入れ替え工事では、既存機器と同じ馬力を選ぶことが多くあります。
現在の空調状態に問題がなく、部屋の使い方も変わっていない場合は、同等能力での入れ替えで問題ありません。
一方、以前から暑い・寒いと感じていた場合は、同じ能力の新機種へ交換しても問題が解消されない可能性があります。
ただし、冷えにくい原因が必ずしも能力不足とは限りません。
フィルターや熱交換器の汚れ、冷媒不足、室外機周辺の通風不良、気流の偏り、換気量の増加、経年劣化などが原因になっている場合もあります。
必要な馬力が決まっても、室内機を何台設置するかは別に考える必要があります。
広い空間に能力の大きな室内機を1台設置しても、風が届かなければ空調ムラが発生します。
柱、間仕切り、商品棚、厨房設備などで風が遮られる場合は、同じ合計能力でも、複数の室内機へ分けた方が空間全体をバランスよく空調しやすいことがあります。
反対に、狭い空間へ必要以上に多くの室内機を配置すると、工事費や清掃・管理の負担が増えます。
馬力は「どれだけの熱を処理するか」、室内機の台数は「どこからどのように風を届けるか」という異なる役割として考えましょう。

必要な能力を確認したら、室内機の形状を選びます。
業務用エアコンの室内機は、デザインだけで決めるものではありません。
次の5つの視点から比較します。
| 形状 | 向いているケース | 確認したい条件 |
|---|---|---|
| 天井カセット形4方向 | 店舗・オフィスなど、室内の中央付近から広く送風したい | 天井内の高さ、開口寸法、吊り位置、点検スペース |
| 天井カセット形2方向 | 廊下や長方形の店舗など、細長い空間を空調したい | 本体寸法、吹出方向、天井内スペース |
| 天井カセット形1方向 | 壁際・窓際・ホテル客室など、一方向へ風を送りたい | 設置位置と風の到達範囲 |
| 天井吊形 | 天井内に埋め込むスペースがない、広い空間へ遠くまで風を送りたい | 本体が見えること、吊り強度、天井高、直風 |
| 壁掛形 | 小規模店舗・事務所など、比較的シンプルに設置したい | 壁面の空き、配管経路、局所的な風にならないか |
| 床置形 | 天井工事が難しい、点検やフィルター清掃を行いやすくしたい | 床面の設置スペース、転倒防止、吹出方向、遮蔽物など |
| ビルトイン形 | 本体からダクトを接続し、複数の場所から吹き出したい | ダクト経路、天井内スペース、点検口、工事費 |
| 天井埋込ダクト形 | 室内機を隠し、内装や吹出口の位置を重視したい | ダクト設計、天井高、点検性、吸込口・吹出口の配置 |
例えばデザイン上は天井カセット形を希望していても、天井内に本体が収まる高さがなければ設置できません。
天井内には梁、配管、配線、照明、換気ダクト、スプリンクラーなどがあり、図面だけでは正確な位置が分からないこともあります。
また、室内機本体が収まっても、冷媒配管やドレン配管を接続するスペース、フィルターを取り外すスペース、将来修理するための点検スペースが不足する場合があります。
「本体が入るか」だけでなく、「施工・清掃・修理を行えるか」まで確認しましょう。
室内機の形状と台数は、部屋の形、天井高、間仕切り、什器、人が滞在する場所などを考えて決めます。
例えば、正方形に近い空間では、中央付近に天井カセット形4方向を設置することで、周囲へバランスよく風を送りやすくなります。
一方、細長い店舗や廊下では、4方向へ風を分散するより、2方向形や天井吊形などで空間の長手方向へ風を送る方が適している場合があります。
レジ、受付、客席、診察台、作業台など、人が長時間滞在する場所へ強い風が直接当たらないようにすることも重要です。
また、設置後に商品棚や間仕切りを追加すると、風が遮られて空調効果が低下する可能性があります。
空調設備だけでなく、完成後のレイアウトまで含めて位置を決めることが重要です。

室内機を複数台設置する場合は、台数だけでなく、どのように運転するかを確認します。
業務用エアコンには、主に次の運転タイプがあります。
| 運転タイプ | 構成 | 向いているケース |
|---|---|---|
| シングル | 室外機1台・室内機1台・リモコン1個 | 1台で空調できる店舗・事務所・さまざまな用途の部屋など |
| 同時ツイン | 室外機1台・室内機2台・リモコン1個 | 1つの広い空間へ2台から風を届けたい |
| 同時トリプル | 室外機1台・室内機3台・リモコン1個 | 広い空間や複雑な形の空間へ気流を分散したい |
| 同時ダブルツイン | 室外機1台・室内機4台・リモコン1個 | さらに広い同一空間へ複数方向から送風したい |
| 個別マルチ・ビル用マルチエアコン | 室外機1台・室内機複数台・リモコン複数個 | 部屋やエリアごとに運転・温度を変えたい |
同時ツイン・同時トリプル・同時ダブルツインは、複数の室内機を接続できますが、それぞれを自由に運転・停止できるわけではありません。
基本的には1つのリモコンで接続した室内機を同時に運転し、共通の設定で制御します。
そのため、使用状況や必要能力が異なる部屋へ、同時運転タイプの室内機を分けて設置すると、空調の過不足が発生する可能性があります。
例えば、発熱量の大きい厨房と、来店客が滞在する客席を同時ツインで接続すると、厨房に合わせて運転した結果、客席が冷えすぎることがあります。
また、片方の部屋を使用していない場合でも、その室内機だけを自由に停止はできません。
同時運転タイプは、基本的に同じ空間・同じ使用条件のエリアへ気流を分散するための方式として考えましょう。
部屋ごとに利用時間や設定温度が異なる場合は、シングルを複数系統に分けるか、ビル用マルチなどの個別運転方式を検討します。
室外機1台に複数の室内機を接続した場合、室外機に不具合が起きると、接続した複数の室内機が運転できなくなる可能性があります。
一方、シングルタイプを複数系統に分ければ、1系統が停止しても、ほかの系統で一部の空調を継続できる場合があります。
ただし、シングルを複数設置すると、室外機置場、電源、配管、工事費などが増えることがあります。
初期費用だけでなく、故障時の影響、運転の自由度、室外機置場、将来の更新まで含めて構成を選ぶことが重要です。

室内機の馬力や形状を決めても、室外機や配管などの条件を満たせなければ設置できません。
業務用エアコンの選定では、室内だけでなく、建物全体を確認する必要があります。
室外機の設置場所では、次の条件を確認します。
室外機の周囲が狭い、物が置かれている、複数台の排気が干渉するといった状態では、熱がこもって運転効率や機器への負担に影響する可能性があります。
設置時に収まればよいだけではなく、使用中の通風と将来の点検まで考えて場所を決めます。
寒冷地では積雪・凍結、沿岸部では塩分の影響も考慮し、必要に応じて防雪フード、高置架台、耐塩害仕様などを検討することが重要です。
室内機と室外機は冷媒配管で接続します。
配管が長くなるほど材料費や作業量が増え、機種ごとに定められた配管長や高低差の範囲も確認する必要があります。
入れ替え工事で既存冷媒配管を流用できれば、天井や壁を大きく解体せずに工事できることが多いです。
ただし、入れ替え工事の場合でも既存冷媒配管が必ず再利用できるわけではありません。
などを確認したうえで判断します。
配管を再利用する前提で機器を購入し、工事時に再利用できないことが分かると、配管の新設や天井・壁の解体が必要になり、費用や工期が変わる可能性がありますので注意が必要です。
冷房運転では、室内機の内部に結露水が発生します。
この水を建物の外や排水設備へ流すために、ドレン配管が必要です。
自然排水の場合は、水が流れる方向へ勾配を確保しなければなりません。
設置位置によって勾配を確保できない場合は、別売品のドレンポンプキットを使用したり、排水経路を変更したりする必要があります。
ドレン配管の施工や保温に問題があると、水漏れ、逆流、異臭、配管表面の結露などにつながる可能性があります。
室内機を希望位置へ設置できるかどうかは、冷媒配管だけでなく、ドレン水をどこへ排出するかによっても決まります。
設置直後は問題なくても、フィルターを取り外せない、点検口から届かないといった状態では、清掃や修理が難しくなります。
天井埋込形やダクト形では、室内機本体の位置だけでなく、点検口の位置も重要です。
高い天井へ室内機を設置する場合は、フィルター清掃時に脚立や高所作業が必要になります。
清掃頻度が高い施設では、自動昇降パネルなどのオプション品を追加することをおすすめします。
導入後にどのように管理するかまでを考えることが重要です。
業務用エアコンには、単相200Vと三相200Vの機種があります。
電源は、機種を購入した後に考えるのではなく、選定段階で確認しなければなりません。
建物に引き込まれている電源、分電盤、ブレーカー、配線、契約内容が希望する機種に対応しているとは限らないためです。
| 比較項目 | 単相200V | 三相200V |
|---|---|---|
| 主な用途 | 住宅・小規模店舗・事務所などでも使用 | 店舗・工場・施設などの業務用機器で広く使用 |
| 機種の範囲 | 3馬力までのパッケージエアコンやハウジングエアコンが主な機種 | 小能力から大能力まで幅広い |
店舗・オフィス用パッケージエアコンでは、単相200Vと三相200Vの両方が用意されている能力帯があります。
一方、能力が大きくなると三相200Vが中心になります。ただし、メーカーや製品区分、シリーズによって例外があるため、「何馬力なら必ずこの電源」と一律に決めず、機種ごとの仕様を確認する必要があります。
入れ替え工事では、既存機器が単相機種か三相機種かを確認します。
現在と異なる電源の機種を選ぶ場合は、ブレーカーや配線の変更だけでなく、電力会社への申請や契約変更が必要になることがあります。
また、既存機器と同じ電源であっても、新機種の定格電流に対してブレーカーや配線容量が適合しているかを確認します。
もしも機械本体と工事を別々に手配する場合、商品価格だけを見て機器を先に購入してしまうと以下の様な問題が起きる可能性があります。
電気工事が追加されれば、費用だけでなく工期も変わってしまう可能性があります。
特に新設、馬力変更、単相・三相の変更を伴う場合は、機器を発注する前に空調業者や電気工事業者へ確認しましょう。

業務用エアコンは、ダイキン、三菱電機、日立、日本キヤリア、三菱重工、パナソニックなどから販売されています。
メーカーごとに特徴はありますが、すべての現場に共通する「一番よいメーカー」があるわけではありません。
必要な馬力・形状・電源・運転タイプ・設置寸法などを確認し、条件を満たす機種の中から価格や機能などで比較することが重要です。
メーカーやシリーズを比較する際は、次の項目を確認します。
| 比較項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 形状・能力 | 必要な形状、馬力、運転タイプが用意されているか |
| 寸法・重量 | 室内機・室外機が設置場所や搬入条件に合うか |
| 省エネ性能 | APFなどの性能と、実際の運転時間・使用環境に合うか |
| 気流・センサー | 人感、床温、風向制御など必要な場合、その機能があるか |
| 清掃・点検 | フィルター、自動清掃、パネル昇降などが管理方法に合うか |
| オプション | ワイドパネル、スペーサー、ドレンポンプ、風向ガイドなどを選べるか |
| 環境対応 | 寒冷地・耐塩害・厨房・中温用などの仕様に対応できるか |
| 操作・管理 | リモコン、集中管理、外部接続などの希望を満たすか |
| 納期・在庫 | 希望する工事時期までに商品を用意できるか |
| 総額 | 本体だけでなく、必要な部材・オプション・工事を含めて比較 |
本体価格が安くても、設置寸法が合わず天井補修やワイドパネル、スペーサーが必要になったり、室外機が大型でクレーン搬入が必要になったりすれば、工事を含めた総額は高くなる可能性があります。
反対に、本体価格が多少高くても、既存配管・電源・天井開口を活用できれば、総額や工期を抑えられることがあります。
メーカーを比較する際は、割引率や本体価格だけではなく、現場条件との相性を確認することが重要です。
業務用エアコンの省エネ性能を比較する指標として、APFなどがあります。
ただし、実際の電気使用量は、カタログ性能だけで決まるものではありません。
などによって変わります。
長時間運転する店舗や施設では、省エネ性能の差が電気代へ影響しやすくなります。
一方、運転時間が短い場所では、高効率機種との本体価格差をどの程度で回収できるかも含めて検討する必要があります。
業務用エアコンの導入費用は、本体価格だけでは決まりません。
実際には、機器、付属品、配管工事、設置作業、電気工事、搬入、撤去処分などを合計した金額が必要です。
見積りを比較する際は、次の項目を確認します。
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 機器型番・数量 | 室外機・室内機の型番、馬力、台数、電源 |
| 付属品 | 化粧パネル、リモコン、分岐管、必要なオプション品 |
| 設置工事 | 室内機・室外機の据付、吊り込み、基礎・架台など |
| 配管・配線工事 | 冷媒配管、ドレン配管、連絡配線の長さ・仕様・配管カバーなど |
| 電気工事 | ブレーカー、電源配線、電力申請・契約変更など |
| 搬入・高所作業 | クレーン、高所作業車、荷揚げ、養生など |
| 撤去・処分 | 既存機器撤去、冷媒回収、処分 |
| 建築関連工事 | 天井開口・補修、壁穴、点検口、ダクト工事など |
| 試運転 | 真空引き、気密確認、排水確認、運転確認 |
| 対象外の事項 | 見積りに含まれない作業、追加費用となる条件 |
| 保証・対応 | 機器保証、工事保証、不具合時の連絡先 |
複数社の見積金額に差がある場合、単純に値引き額が違うとは限りません。
一方の見積りには配管カバー工事・電気工事・撤去処分・天井補修が含まれ、もう一方には含まれていないこともあります。
見積書は、金額表であると同時に、どの機器を、どのような方法で設置するかを示す工事内容の確認書でもあります。
総額だけでなく、工事範囲と対象外項目をそろえて比較しましょう。
新設工事では、冷媒配管、ドレン配管、電源、天井・壁面開口などを新しく設ける費用が発生します。
入れ替え工事では、新設に比べて既存設備を流用できる可能性がありますが
などが必要になることがあります。
「入れ替えだから必ず安い」「配管があるからそのまま使える」とは限りません。

業務用エアコンは、設置状況が分かる写真をもとに見積りできる場合があります。
一方、写真だけでは確認できない条件が多い場合は、現場調査が必要です。
| 確認方法 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 写真での見積り | 同等能力・形状への入れ替え、既存型番と設置状況が明確、配管経路を確認できる | 写真に写っていない条件は工事当日に追加確認となる可能性がある |
| 現場調査 | 新設、形状・馬力変更、複数台、天井内確認、高所作業、電源変更、複雑な配管経路 | 設置場所・搬入・配管・排水・電源を現地で確認する |
入れ替え工事の場合は、次の写真を用意すると確認がスムーズです。
室内機や室外機だけを近距離から撮影すると、周囲のスペースや搬入経路が分かりません。
機器の型番がわからないと寸法や電源、接続している配管の太さなどの仕様が分からないので、現場調査無しで写真だけでの見積りはできなくなります。
機器の型番が読める写真と、設置環境全体が分かる写真の両方を用意することが重要です。
現場調査は、単に室内機を設置する場所を見るだけではありません。
機器選定と工事費に影響する条件を、発注前に確認・明確にするための作業です。
業務用エアコンの選定では、商品知識だけでなく、建物や運用条件まで確認することが重要です。
代表的な失敗例と対策を整理します。
| 失敗例 | 主な原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 室内面積だけで馬力を決めて能力が不足した | 人数・発熱・換気・天井高を考慮していない | 業種と実際の使用条件を含めて選定する |
| 大きい馬力を選び、費用や電気代が過剰になった | 不足を避けるため必要以上に大きくした | 必要負荷に合う能力を確認する |
| 希望した室内機が天井内に収まらなかった | 本体寸法・梁・点検スペースを確認していない | 機種決定前に天井内と外形寸法を確認する |
| 風が届かず温度むらが発生した | 部屋の形や什器を考えず形状・台数を決めた | 完成後のレイアウトと気流を確認する |
| 別々の部屋を同時ツインで接続した | 個別運転できると誤認した | 部屋ごとに使用条件が異なる場合は系統を分ける |
| 室外機が置けない、搬入できない | 室内機だけで商品を選んだ | 寸法・重量・通風・搬入経路を先に確認する |
| 購入後に電源が合わないことが分かった | 単相・三相、ブレーカー、配線容量を未確認 | 発注前に機種仕様と建物電源を照合する |
| 安い見積りを選んだ後に追加費用が発生した | 見積りに含まれる工事範囲が異なっていた | 同じ工事条件・対象範囲で比較する |
業務用エアコンは、すべてを専門空調業者へ任せなければならないわけではありません。
利用者側で希望条件を整理しておくことで、機種選定や見積りがスムーズになります。
一方、技術的な条件を自己判断だけで確定すると、設置できない機器を購入したり、必要能力を誤ったりする可能性があります。
| 利用者側で整理する項目 | 専門業者が確認する項目 |
|---|---|
| 新設か入れ替えか | 既存機器・配管・電源の再利用可否 |
| 建物の用途・業種 | 空調負荷と必要な馬力 |
| 利用人数・営業時間・熱源 | 室内機形状・台数・配置 |
| 暑い・寒い・風が強いなど現在の問題があるか | 問題の原因と改善方法 |
| 希望するデザイン・メーカー・機能 | 設置条件に適合する型番・構成 |
| 個別運転の必要性 | シングル・同時運転・個別マルチの選定 |
| 予算・工事希望日・空調停止可能時間 | 工事方法・工程・必要日数 |
利用者側では、新設の場合「何馬力を買うか」まで決めるよりも
を具体的に伝えることが重要です。
空調業者は、その希望を実現できる馬力・形状・電源・運転タイプ・工事方法を確認します。
業務用エアコンの相談や見積りを依頼する前に、分かる範囲で次の項目を整理しておきましょう。

| Q | 業務用エアコンは部屋の広さだけで選べますか? |
| A | 広さは重要な目安ですが、広さだけでは選べません。業種、利用人数、天井高、日射、照明や機器からの発熱、換気量、出入口の開閉などを含めて必要能力を判断します。同じ面積でも、一般事務所と飲食店では必要な馬力が異なる場合があります。 |
| Q | 入れ替えは現在と同じ馬力を選べばよいですか? |
| A | 現在の空調状態に問題がなく、部屋の使い方や利用人数なども変わっていなければ、同等能力が有力な候補になります。ただし、レイアウト・熱源・換気量や用途が変わった場合は、必要能力を見直す必要があります。 |
| Q | おすすめの室内機の形状はどれですか? |
| A | すべての現場に共通する最適な形状はありません。天井内のスペース、部屋の形、風を届けたい方向、内装、清掃性、工事費などから選びます。一般的な店舗やオフィスでは天井カセット形4方向が多く使用されますが、細長い空間、天井内にスペースがない場所、デザインを重視する場所では別の形状が適する場合があります。 |
| Q | 単相200Vと三相200Vはどちらを選べばよいですか? |
| A | 希望する機種の仕様と、建物の電源設備を確認して決めます。建物に必要な電源がない場合は、電源工事や契約変更が必要になることがあります。機器を購入する前に、既存ブレーカーや配線容量を含めて確認しましょう。 |
| Q | 複数の部屋へ同時運転タイプを設置できますか? |
| A | 部屋ごとに使用時間・広さ・用途が異なる場合はおすすめできません。同時運転タイプは、接続した室内機を親機の設定で同時運転する方式です。複数の部屋を個別に運転したい場合は、シングルを複数設置するか、個別運転できるマルチエアコンを設置することがおすすめです。 |
| Q | 業務用エアコン工事を写真だけで見積りできますか? |
| A | 既存機器と同等能力・形状への入れ替えで、型番や設置状況などを写真から確認できる場合は、見積りが可能です。新設、馬力・形状変更、複数台工事、天井内確認、電源変更などを伴う場合は、現場調査が必要になります。 |
| Q | 最も安いメーカーを選んでも問題ありませんか? |
| A | 必要な能力・形状・電源・機能・設置寸法を満たしていれば、価格は重要な比較項目となります。ただし、本体が安くても、寸法差による天井補修、搬入、高所作業、オプション部品などが増えると総額が高くなる場合がありますので本体価格だけではなく、工事を含めた総額と使用条件への適合性で比較しましょう。 |
| Q | 業務用エアコン本体だけを先に購入してもよいですか? |
| A | 型番、電源、室内機・室外機の組み合わせ、化粧パネル、リモコン、分岐管、オプション部品などを確認する必要があります。設置できない機種や不足した構成を購入しないよう、施工業者へ型番と設置条件を確認してから発注することをおすすめします。 |
業務用エアコンを選ぶ際は、最初からメーカーや価格だけで商品を絞るのではなく、使用環境と建物の条件を順番に確認することが重要です。
選定の基本的な流れは、次のとおりです。
特に、馬力、室内機形状、電源は、それぞれを単独で決めるものではありません。
能力を大きくすれば室外機や電源の条件が変わる場合があり、形状を変えれば天井工事や配管経路、費用も変わります。
また、現在と同じ馬力・形状への入れ替えであっても、寸法や配管、電源がそのまま使用できるとは限りません。
エアコンネクストでは、業務用エアコンの機器販売だけでなく、設置環境に合わせた機種選定や工事についてもご相談いただけます。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
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省エネ標準
EcoZEASはダイキンのスタンダードモデルです。
省エネ性能に優れ、ダイキンの高品質なアフターサービスをご利用できます。
FIVE STAR ZEASよりも本体価格が安いため初期費用を抑えたい方におすすめのシリーズです。
FIVE STAR ZEAS
省エネハイグレード
ダイキンのハイクラス省エネモデルのFIVE STAR ZEASは業界トップクラスのAPF値を誇ります。
8つの節電・省エネ機能を搭載しており、月々の電気代を抑えたい方におすすめのシリーズです。
スゴ暖ZEAS
寒冷地用
ダイキンの寒冷地用エアコンです。
高暖房ながら省エネ運転を発揮します。
外気温-15℃でも定格能力を維持して室内をしっかりと暖めることができ、寒さが厳しい環境でも暖かさが持続できるように設計されています。
machiマルチ
個別マルチ・ビル用マルチ
Machiマルチはダイキンのマルチエアコンです。
室内機の形状や馬力が異なっていても自由に組み合わせられるため、設置環境ごとに最適な室内機形状、台数やリモコンをお選びいただけます。
部屋が複数ある建物での個別空調にぴったりなシリーズです。
スゴ暖machiマルチ
寒冷地マルチ
Machiマルチシリーズの寒冷地向け製品となります。
自由度の高い組み合わせが可能ながら低外気温にも強い暖房能力を保持しています。
machiマルチ
個別マルチ・ビル用マルチ
Machiマルチはダイキンのマルチエアコンです。
室内機の形状や馬力が異なっていても自由に組み合わせられるため、設置環境ごとに最適な室内機形状、台数やリモコンをお選びいただけます。
部屋が複数ある建物での個別空調にぴったりなシリーズです。
スゴ暖machiマルチ
寒冷地マルチ
Machiマルチシリーズの寒冷地向け製品となります。
自由度の高い組み合わせが可能ながら低外気温にも強い暖房能力を保持しています。
三菱電機ラインナップ
スリムER
省エネ標準
スリムERは三菱電機の基本性能は大切にしながらも省エネ性能に優れた標準モデルです。
コンパクト&軽量のため、狭い設置場所でも施工可能なシリーズとなっています。
スリムZRより本体価格が安いため初期費用を抑えたい方におすすめのシリーズです。
スリムZR
省エネハイグレード
スリムZRはスリムERよりもさらに高い省エネ性能を発揮することができます。
業界トップクラスの省エネ技術で、電気代を抑えたいお客様に人気です。
ズバ暖スリム
寒冷地用
ズバ暖スリムは三菱電機の寒冷地向けシリーズです。
外気温-15℃の環境下でも十分な能力を発揮し、外気温-25℃まで暖房運転が可能です。
三菱独自の技術により、高い暖房能力が叶いました。
Fitマルチ
個別マルチ・ビル用マルチ
Fitマルチは三菱電機のマルチエアコンです。
マルチエアコンの中でもコンパクトな設計となっており、様々な室内機の組み合わせが可能なため設置場所に合わせて、室内機の馬力・形状・台数をお選びいただけます。
FitマルチはP140型(5馬力相当)まで単相電源で設置することが出来ます。
ズバ暖スリム
寒冷地用
ズバ暖スリムは三菱電機の寒冷地向けシリーズです。
外気温-15℃の環境下でも十分な能力を発揮し、外気温-25℃まで暖房運転が可能です。
三菱独自の技術により、高い暖房能力が叶いました。
Fitマルチ
個別マルチ・ビル用マルチ
Fitマルチは三菱電機のマルチエアコンです。
マルチエアコンの中でもコンパクトな設計となっており、様々な室内機の組み合わせが可能なため設置場所に合わせて、室内機の馬力・形状・台数をお選びいただけます。
FitマルチはP140型(5馬力相当)まで単相電源で設置することが出来ます。
日立ラインナップ
省エネの達人
省エネ標準
省エネの達人は名前にもある通り省エネ性能を有した日立のスタンダードモデルです。
ランニングコストを抑えつつ、初期導入費用を抑えたい方におすすめのシリーズです。
省エネの達人
プレミアム
省エネハイグレード
省エネの達人プレミアムは省エネの達人よりもさらに高い省エネ性能と快適性を追求したシリーズです。
ランニングコストをさらに抑えたい方には特におすすめのリーズとなっています。
寒さ知らず
寒冷地用
寒さ知らずは日立の寒冷地向けシリーズで暖房能力を強化した製品となっています。
業界トップの暖房能力を有しており、運転開始後約1分30秒で40℃DB、約7分で50℃DBの温風を吹き出します。また、寒冷地用でも高い省エネ性能を発揮することが出来ます。
フレックスマルチmini
個別マルチ・ビル用マルチ
フレックスマルチミニシリーズは日立の個別運転可能なシリーズです。
設置場所に合わせて形状・台数・馬力など様々な組み合わせが可能です。
フレックスマルチミニの室外機は軽量でコンパクトな設計のため小規模ビルでの個別運転ニーズにお応えします。
フレックスマルチmini
モジュール
個別マルチ・ビル用マルチ
フレックスマルチミニシリーズは日立の個別運転可能なシリーズです。
設置場所に合わせて形状・台数・馬力など様々な組み合わせが可能です。
フレックスマルチミニモジュールは中規模ビルでの個別運転ニーズにお応えします。
寒さ知らずマルチ
mini
寒冷地用マルチ
寒さ知らずマルチミニシリーズは寒冷地用で個別運転に対応したモデルとなっています。
室外機がマルチ型の中で軽量・コンパクトとなっており、小規模ビル等の個別運転、寒冷地ニーズに応えることが出来ます。
フレックスマルチmini
個別マルチ・ビル用マルチ
フレックスマルチミニシリーズは日立の個別運転可能なシリーズです。
設置場所に合わせて形状・台数・馬力など様々な組み合わせが可能です。
フレックスマルチミニの室外機は軽量でコンパクトな設計のため小規模ビルでの個別運転ニーズにお応えします。
フレックスマルチminiモジュール
個別マルチ・ビル用マルチ
フレックスマルチミニシリーズは日立の個別運転可能なシリーズです。
設置場所に合わせて形状・台数・馬力など様々な組み合わせが可能です。
フレックスマルチミニモジュールは中規模ビルでの個別運転ニーズにお応えします。
寒さ知らずマルチmini
寒冷地用マルチ
寒さ知らずマルチミニシリーズは寒冷地用で個別運転に対応したモデルとなっています。
室外機がマルチ型の中で軽量・コンパクトとなっており、小規模ビル等の個別運転、寒冷地ニーズに応えることが出来ます。
日本キヤリア(旧:東芝)ラインナップ
スマートエコ neo
省エネ標準
スマートエコネオは日本キヤリア(旧:東芝)の省エネ標準シリーズです。
他シリーズと比べて本体価格が安いため初期費用を抑えたい方へ特におすすめの製品となっています。
スーパーパワーエコ
ゴールド
省エネ標準
スーパーパワーエコゴールドは日本キヤリア(旧:東芝)の省エネスタンダードモデルです。
高い省エネ性を実現しながら真夏は50℃まで冷房運転可能、真冬は-27℃まで暖房運転可能な機種です。
ウルトラパワーエコよりも本体価格が安いため初期費用を抑えたい方へおすすめのシリーズです。
ウルトラパワーエコ
省エネハイグレード
ウルトラパワーエコは日本キヤリア(旧:東芝)のハイグレード省エネシリーズです。
スーパーパワーエコゴールドよりもさらに高い省エネ性能を誇るため、月々の電気代を抑えたい方にはおすすめのシリーズとなっています。
スーパーパワーエコ
暖太郎
寒冷地用
スーパーパワーエコ暖太郎は日本キヤリア(旧:東芝)の寒冷地向けに暖房能力に特化させたシリーズです。
外気温-20℃でも十分な暖房能力を発揮し、-27℃までは暖房運転が可能です。
2015年省エネ基準値をクリアした省エネ性能も保有しています。
ウルトラパワーエコ
省エネハイグレード
ウルトラパワーエコは日本キヤリア(旧:東芝)のハイグレード省エネシリーズです。
スーパーパワーエコゴールドよりもさらに高い省エネ性能を誇るため、月々の電気代を抑えたい方にはおすすめのシリーズとなっています。
スーパーパワーエコ暖太郎
寒冷地用
スーパーパワーエコ暖太郎は日本キヤリア(旧:東芝)の寒冷地向けに暖房能力に特化させたシリーズです。
外気温-20℃でも十分な暖房能力を発揮し、-27℃までは暖房運転が可能です。
2015年省エネ基準値をクリアした省エネ性能も保有しています。
三菱重工 業務用ラインナップ
Hyper Inverter
省エネ標準
Hyper Inverterシリーズは三菱重工の省エネ標準モデルです。
他シリーズよりもお求めやすい価格なので初期費用を抑えたい方にはおすすめのシリーズとなっています。
EXCEED HYPER
省エネハイグレード
EXCEED HYPERは三菱重工の省エネハイグレードモデルシリーズです。
ランニングコストを抑えたい方におすすめのシリーズです。
暖ガンHyperInverter
寒冷地用
暖ガンHyperInverterは寒冷地向けに暖房能力を特化したシリーズです。
業界トップのAPF値を記録しました。暖房能力だけでなく、省エネ性にもこだわりのあるシリーズとなっています。
HYPER VSX
個別マルチ・ビル用マルチ
HYPER VSXは三菱重工の個別マルチエアコンのシリーズです。
軽量コンパクト化・高効率化に成功し、高い施工自由度を実現しています。
暖ガンHyperInverter
寒冷地用
暖ガンHyperInverterは寒冷地向けに暖房能力を特化したシリーズです。
業界トップのAPF値を記録しました。暖房能力だけでなく、省エネ性にもこだわりのあるシリーズとなっています。
HYPER VSX
個別マルチ・ビル用マルチ
HYPER VSXは三菱重工の個別マルチエアコンのシリーズです。
軽量コンパクト化・高効率化に成功し、高い施工自由度を実現しています。
パナソニックラインナップ
XEPHY Eco
省エネ標準
パナソニックを代表する省エネ標準モデルです。XEPHY Premiumよりも本体価格が安いので、初期費用を抑えたい方におすすめです。
XEPHY Premium
省エネハイグレード
XEPHY Premiumはパナソニックの省エネハイグレードモデルです。
高い省エネ性能も保有しつつ独自のナノイーXにより、室内の臭いや、花粉・ウイルスなどの汚れを抑制し、快適な空間を実現します。
XEPHY フル暖
寒冷地用
XEPHY フル暖は寒冷地向けに暖房能力を特化させたシリーズです。
外気温-25℃まで暖房運転が可能で、寒冷地でも高い暖房能力を発揮します。
性 能
価格重視
機能面よりも価格を抑えたい方向けのラインナップ
省エネ重視
稼働時間が長い場合など、ランニングコストを抑えられる省エネタイプ
寒冷用
最低気温が−10°C以下になる環境でご利用の場合には、通常のものよりパワフルなこちらがおすすめ
中温用
食品加工工場など10℃~24℃の設定が必要な場所で稼働させる場合はこちらを選択
電 源
| 単相200V | 三相200V | |
|---|---|---|
| 送電効率 | 普通 | 高い |
| 安全性 | 高い | 普通 |
| 基本料金 | 安い | 高い |
| 使用量料金 | 高い | 安い |
| 対応馬力 | 3馬力まで | 全馬力対応 |
| 利用場所 | 規模の小さい事務所や住宅など少ない馬力でまかなえる場所 | 工場や大規模施設など大きな電圧が必要となる場所 |
三相200Vは別途電気工事が必要になります。
※既存設備である場合は電気工事は不要です。
リモコン
ワイヤード
ワイヤードリモコンとは、エアコン本体との配線が必要で、主にリモコンは壁面に設置します。多くのエアコンタイプでこちらが採用されていますが、配線が必要になります。
ワイヤレス
ワイヤレスの場合はリモコンと本体の通信を赤外線などで行います。配線の必要はないですが、エアコン本体が対応している必要があります。
形 状
設置環境に応じて最適な形状をご検討ください。
天井カセット形4方向 業務用エアコン
エアコン本体が天井内に埋め込まれているため、すっきりとした印象を与えます。業務用エアコンの中で一番設置されている形状で、あらゆる場所で使用されています。
天井内スペースや天井ボードがない空間にも本体機器・配管を露出させて設置することができます。
こちらの形状は吹出口が4方向なので、設置した空間に気流を送り、バランスよく冷暖房能力を発揮することが可能です。
天井カセット形2方向 業務用エアコン
エアコン本体が天井内に埋め込まれているため、すっきりとした印象を与えます。
直線的なデザインのパネルが、天井の照明ラインとフィットします。
天井内スペースや天井ボードがない空間の場合、本体機器・配管を露出させて設置することができます。
こちらの形状は吹出口が2方向なので、細長い空間に設置されることが多いです。
天井カセット形1方向 業務用エアコン
エアコン本体が天井内に埋め込まれているため、すっきりとした印象を与えます。
下がり天井・高天井に対応しているだけでなく、下吹き・前吹きも選択できるため環境に合わせて柔軟な設置が可能となっています。
天井内スペースや天井ボードがない空間の場合、本体機器・配管を露出させて設置することができます。
こちらの形状は吹出口が1方向なので、部屋の隅に設置することが多いです。
天井吊形 業務用エアコン
天井内のスペースが十分にない場合、おすすめの形状です。
天井下にエアコン本体を吊り下げるように設置し、前方に風を吹き出すタイプです。
力強く風を送り出すため倉庫や工場などの大規模空間から店舗、事務所、学校などあらゆる場所で活躍できます。
壁掛形 業務用エアコン
一般的なルームエアコンのような形状で能力を大きくしたタイプです。
他の形状に比べて工事費用が安価でメンテナンス性に優れていますが、壁に設置するため、広い空間の場合は設置方向や台数を増やす必要があります。
床置形 業務用エアコン
天井が低い場合や倉庫、工場などの大規模空間にも設置されることが多い形状です。
ただし障害物が多い場所には風が届きづらいという特徴もあります。
こちらの形状は床に設置するためフィルターの掃除、メンテナンス性に優れています。
天井埋込ダクト形 業務用エアコン
こちらの形状は室内機本体、吹出口、吸込口を自由に配置可能です。
機器本体を天井内に埋め込み、分散した吸込口や吹出口にダクトを繋ぎ、空調空気の循環を行います。
ビルトイン同様吹出口を自由に変更できるため、レイアウトの自由度は高いですが、工事費用が高くなります。
天吊自在形ワンダ風流 業務用エアコン
天井カセット形4方向並みの快適さを天吊形で実現し、スタイリッシュさも持ち合わせたダイキンオリジナル形状です。
天吊形なので天井内のスペースがない現場や設置空間にバランスよく風を循環させたい場合におすすめです。
マルチエアコン
1つの室外機の容量をベースに室内機は様々な形状、台数、リモコン数を設定できます。
室内機単独の個別運転だけでなく、1つのリモコンで室内機複数台同時運転にも対応しています。
個室や小部屋が増えつつある、ニューノーマル時代の小容量個別空調ニーズに対応できます。
部屋が多い建物やビルの空調、面積の広い空間、工場等で利用されています。
馬 力
業務用エアコンにおける馬力とは、エアコンの強さを表す単位です。
1馬力=2.8kwで換算でき、1馬力で約8畳分くらいの空調管理能力があるとされています。
※エアコンメーカーによってはkwで表すこともありますので、比較の際にはご確認ください。
同じ面積の場所でも設置環境により必要な馬力が変わってきますので、下記を参考にご検討ください。
● 事務所・飲食(一般客席)・
理美容室・商店
一般的な店舗の場合は、10坪あたり3馬力ほどの業務用エアコンがおすすめです。なお、冷蔵ショーケースや大量の電子機器、熱を放出する機器などの家電・機械が多く設置されていると室温が高くなりがちなため、馬力は大きめのものを選んでもよいでしょう。
|
馬力 |
一般事務所 |
飲食 |
理美容室 |
一般商店 |
||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1.5馬力 (P40形) |
17~38m² | 5~11坪 | 11~21m² | 3~6坪 | 14~17m² | 4~5坪 | 22~25m² | 6~7坪 |
| 1.8馬力 (P45形) |
20~43m² | 6~13坪 | 12~24m² | 3~7坪 | 16~20m² | 4~6坪 | 25~28m² | 7~8坪 |
| 2馬力 (P50形) |
22~48m² | 6~14坪 | 14~26m² | 4~7坪 | 17~22m² | 5~6坪 | 28~31m² | 8~9坪 |
| 2.3馬力 (P56形) |
24~53m² | 7~16坪 | 15~29m² | 4~8坪 | 19~24m² | 5~7坪 | 31~35m² | 9~10坪 |
| 2.5馬力 (P63形) |
27~60m² | 8~18坪 | 17~33m² | 5~10坪 | 22~27m² | 6~8坪 | 35~39m² | 10~11坪 |
| 3馬力 (P80形) |
35~76m² | 10~23坪 | 22~42m² | 6~12坪 | 28~35m² | 8~10坪 | 44~50m² | 13~15坪 |
| 4馬力 (P112形) |
49~107m² | 14~32坪 | 30~59m² | 9~17坪 | 39~49m² | 11~14坪 | 62~70m² | 18~21坪 |
| 5馬力 (P140形) |
61~133m² | 18~40坪 | 38~74m² | 11~22坪 | 48~61m² | 14~18坪 | 78~88m² | 23~26坪 |
| 6馬力 (P160形) |
70~152m² | 21~46坪 | 43~84m² | 13~25坪 | 55~70m² | 16~21坪 | 89~100m² | 26~30坪 |
| 8馬力 (P224形) |
97~213m² | 29~64坪 | 61~118m² | 18~35坪 | 77~97m² | 23~29坪 | 124~140m² | 37~42坪 |
| 10馬力 (P280形) |
122~267m² | 36~80坪 | 76~147m² | 23~44坪 | 97~122m² | 29~36坪 | 156~175m² | 47~53坪 |
| 12馬力 (P335形) |
197~291m² | 59~88坪 | 91~146m² | 27~44坪 | 116~146m² | 35~44坪 | 146~216m² | 44~65坪 |
| 15馬力〜 | 247~365m² | 74~110坪 | 113~182m² | 34~55坪 | 144~182m² | 43~55坪 | 182~270m² | 55~81坪 |
● 教育関連・工場・倉庫・病院・
福祉施設・冠婚葬祭施設
一般的には10坪あたり3馬力なのですが、ショッピングモールやコンサートホール、体育館、式場といった場所は、天井が高い場合や窓が多いなどの要因があるためより大きい馬力のものがおすすめな場合があります。設置場所にも制限がある場合もありますので、詳しくはお問い合わせください。
|
馬力 |
教育関連 |
工場・倉庫 |
病院・福祉 |
冠婚葬祭 |
||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1.5馬力 (P40形) |
24~35m² | 7~10坪 | 17~26m² | 5~7坪 | 24~35m² | 7~10坪 | 24~35m² | 7~10坪 |
| 1.8馬力 (P45形) |
26~40m² | 7~12坪 | 20~29m² | 6~8坪 | 26~40m² | 7~12坪 | 26~40m² | 7~12坪 |
| 2馬力 (P50形) |
29~43m² | 8~13坪 | 22~32m² | 6~9坪 | 29~43m² | 8~13坪 | 29~43m² | 8~13坪 |
| 2.3馬力 (P56形) |
33~50m² | 10~15坪 | 24~36m² | 7~10坪 | 33~50m² | 10~15坪 | 33~50m² | 10~15坪 |
| 2.5馬力 (P63形) |
37~55m² | 11~16坪 | 27~41m² | 8~12坪 | 37~55m² | 11~16坪 | 37~55m² | 11~16坪 |
| 3馬力 (P80形) |
47~70m² | 14~21坪 | 35~52m² | 10~15坪 | 47~70m² | 14~21坪 | 47~70m² | 14~21坪 |
| 4馬力 (P112形) |
66~97m² | 20~29坪 | 49~72m² | 14~21坪 | 66~97m² | 20~29坪 | 66~97m² | 20~29坪 |
| 5馬力 (P140形) |
82~122m² | 24~36坪 | 61~90m² | 18~27坪 | 82~122m² | 24~36坪 | 82~122m² | 24~36坪 |
| 6馬力 (P160形) |
94~140m² | 28~42坪 | 70~103m² | 21~31坪 | 94~140m² | 28~42坪 | 94~140m² | 28~42坪 |
| 8馬力 (P224形) |
132~195m² | 40~59坪 | 97~145m² | 29~43坪 | 132~195m² | 40~59坪 | 132~195m² | 40~59坪 |
| 10馬力 (P280形) |
165~243m² | 50~73坪 | 122~181m² | 36~54坪 | 165~243m² | 50~73坪 | 165~243m² | 50~73坪 |
| 12馬力 (P335形) |
197~290m² | 59~87坪 | 146~216m² | 44~65坪 | 197~290m² | 59~87坪 | 197~290m² | 59~87坪 |
| 15馬力〜 | 247~365m² | 74~110坪 | 182~270m² | 55~81坪 | 247~365m² | 74~110坪 | 247~365m² | 74~110坪 |
● 厨房用・中温用・寒冷地用
厨房用エアコンは、熱気と湿気がこもりやすい厨房環境に最適で、強力な冷却機能と耐久性に優れています。中温用エアコンは、店舗やオフィスなどの比較的温度管理が容易な環境に適しており、快適な温度を保ちます。寒冷用エアコンは、寒冷地でも安定した暖房性能を発揮し、快適な室温を保ちます。
|
馬力 |
厨房用 |
中温用 |
寒冷地用 |
|||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2馬力 (P50形) |
-- | -- | 1~20m² | 0~6坪 | -- | -- |
| 3馬力 (P80形) |
19~30m² | 5~9坪 | 15~39m² | 4~11坪 | 1~62m² | 0~18坪 |
| 4馬力 (P112形) |
-- | -- | 34~49m² | 10~14坪 | 57~77m² | 17~23坪 |
| 5馬力 (P140形) |
35~55m² | 10~16坪 | 44~56m² | 13~16坪 | 72~89m² | 21~26坪 |
| 6馬力 (P160形) |
38~60m² | 11~18坪 | -- | -- | 84~93 | 25~28 |
| 8馬力 (P224形) |
55~85 | 16~25 | 67~79 | 20~23 | -- | -- |
| 10馬力 (P280形) |
70~110 | 21~33 | 74~98 | 22~29 | -- | -- |
| 12馬力 (P335形) |
90~145 | 27~43 | -- | -- | -- | -- |
● 自宅・マンション(ハウジング)
自宅・マンション用エアコンは、リビングルームや寝室、子供部屋など、家庭の各部屋に適した設計です。静音性に優れ、エネルギー効率も高く、快適な室温を保ちながら電気代も節約できます。多様なデザインとサイズがあり、インテリアに合わせてお選びいただけます。
|
馬力 |
自宅・マンション(ハウジング) |
|
|---|---|---|
| 2.2kw (22型) |
10㎡ | 主に6畳程度 |
| 2.5kw (25型) |
13㎡ | 主に8畳程度 |
| 2.8kw (28型) |
17㎡ | 主に10畳程度 |
| 3.6kw (36型) |
20㎡ | 主に12畳程度 |
| 4.0kw (40型) |
23㎡ | 主に14畳程度 |
| 5.0kw (50型) |
26㎡ | 主に16畳程度 |
| 5.6kw (56型) |
30㎡ | 主に18畳程度 |
| 6.3kw (63型) |
33㎡ | 主に20畳程度 |
運転タイプ
室外機1台で室内機何台を運転させるかにより
「シングル・ツイン・トリプル・ダブルツイン」といった運転システムが選べます。
1台の室外機、1つのリモコンで室内機
すべてが同時運転します。
室外機1台で室内機1台を動かす運転システム
室外機1台で室内機2台を動かす運転システム
室外機1台で室内機3台を動かす運転システム
室外機1台で室内機4台を動かす運転システム
【個別マルチ・ビル用マルチ】は、
1台の室外機、それぞれのリモコンで
室内機を個別運転します。